はじめに:
M365はMicrosoftのクラウドサービスプラットフォームであり、Office 365、Windows 10、Enterprise Mobility + Security(EMS)などが統合されたサービスです。本記事では主要なM365関連の資格とそれに向けた学習パスをご紹介します。
1. Microsoft 365 Certified: Modern Desktop Administrator Associate
目的: Windows 10とOffice 365 ProPlusの展開、管理、保守を担当するエキスパートとして認定されます。
◇学習パス
- Exam MD-100: Windows 10
- Windows 10のデプロイメント、管理、メンテナンスに関するスキルをテストします。
- Exam MD-101: Managing Modern Desktops
- Windows 10デバイスとクライアントアプリケーションの管理に関するスキルをテストします。
2. Microsoft 365 Certified: Messaging Administrator Associate
目的: Exchange Server、Exchange Online、およびセキュリティを含むメールソリューションの設計と管理を担当するエキスパートとして認定されます。
◇学習パス
- Exam MS-203: Microsoft 365 Messaging
- Exchange Onlineの展開、管理、保守に関するスキルをテストします。
3. Microsoft 365 Certified: Security Administrator Associate
目的: Microsoft 365セキュリティとコンプライアンスを設計、実装、および管理するスキルを認定管理するスキルを認定します。
◇学習パス
- Exam MS-700: Managing Microsoft Teams
- Microsoft Teamsの展開、管理、保守に関するスキルをテストします。
5. Microsoft Certified: Enterprise Administrator Expert
目的: Microsoft 365 Enterprise環境全体の設計と管理を行うエキスパートとして認定します。
◇学習パス
その他の学習リソース:
- Microsoft Learnや公式トレーニングコースを活用して、各試験に必要なスキルと知識を習得することが推奨されます。
- 実務経験や実績も資格取得には重要です。試験の前に実務経験を積むことで、理論と実践の両面での理解を深めることができます。
おわりに:
このロードマップは、Microsoft 365関連の主要な資格を取得するための基本的な手順を示しています。それぞれの試験は公式のMicrosoft Learningサイトで詳細な情報が提供されていますので、興味がある方はそちらを参照してみてください。